ネイト二世のOWブログ

ネイト二世がオーバーウォッチについて書くブログです。

D.Vaの立ち回り(ポイント別)

前回は抽象的な話だったので、今回は個人的にD.Vaの立ち回りで意識すべきと思っている点を書いていきます。

前回言った通り、D.Vaは立ち回りで覚えるべき情報量が半端じゃないので文章にはまとめず、箇条書きでひたすら羅列していきます。使い始めの人は無理にすべて覚えようとせず、基本的な部分だけ押さえておけばOKだと思います。

 

◇基本編

○D.Vaの火力は中程度。できれば1人で敵を倒そうとせず、味方が狙っている敵、味方の射線に出てきている敵にフォーカスを合わせていく。

○散弾だがエイムは意外に重要。とにかくHSを狙うか狙わないかでダメージが段違いなので、常に敵の頭をサークル内に収めるよう意識する

○前線を上げたい場合、自分をどこに「置く」か、と考える。ブースターでフォーカスを受けるスレスレのところに移動し、DMを使い時間を稼ぎつつ味方を進軍させる。

○前線が均衡状態になっている時は、高台などに移動して違う角度からメインによるハラスを仕掛ける。(特にペイロード中盤など)

○高台に敵がいるときはとりあえずブースターで向かう。倒せなくても意識を逸らせたり退かせるだけで効果はある。

○敵ソルジャー76、マクリー、ファラ、リーパー、ロードホッグのULTに対しては多少反応が遅れてもDMで包み込んで無効化する。

○攻撃、コントロールでは相手1人とメック1機を交換する感覚でもいいが、防衛では極力メックを剥がされないよう気を付ける。

 

・メックのHS判定が大きいので、敵の正面からでなく斜め~側面からブースターで奇襲、またはDMを展開しながら突進する。

ファラに対してはなるべく高く近い位置に移動し、多少遠い距離からでも攻撃する。(相手からしたら倒すのに時間がかかる&危なくなったらすぐ逃げられるヒーローなのはわかっているうえ、空中では微弱なダメージでも気になるので非常にウザい

・人数差ができたとき、または瀕死で下がっていく相手を見つけたら強気に突っ込む。倒せるならメックが剥げてもOK。

・孤立している敵に対しても倒せそうなら強引にタイマンに持ち込んで倒す

・生身になっても引きすぎず、丁寧にHSを狙ってなるべく早い復帰を目指す。

ロードホッグの位置は常に警戒する。フックありなら現状一番のアンチなうえ、DMで防げないので非常に引き寄せられやすい。

・DMは前方に判定がかなり長いので、後方から味方を守るのにも使える。特に味方への敵ロードホッグのフックには咄嗟に反応できるようにしておこう

 

◇避けておくべきこと

・メインの有効範囲外でむやみに敵の射線に身を晒して無駄に被弾しない。なるべく遮蔽物やDMを利用しながら敵に接近する。

・フォーカスが集まるので同じ場所に居続けない。ブースターでこまめに立ち位置を変えるD.Vaは相手にとって対処しにくいはず。

味方の回復がある前提で無茶をしない。特にアナに対して)気づいたら射線外にD.Vaが入っている場合があるので、自分で体力を把握して引き際を判断する。回復パックの位置もなるべく把握しておく。

剥がされるのを恐れていつまでも射程範囲外で行動するのはNG(豆鉄砲と揶揄されるタイプ)他ヒーローと違い生身という保険があるので、味方を信じて前線に行く。

 

◇応用編(D.Vaの運用に慣れてきてから)

・接近戦に持ち込むときはブースターの突進を当てにいきつつサークルを敵の頭に収めメインボタンでキャンセル&連射が一番火力が出る。さらにブースターのノックバック終わりに近接を当てられれば25+30でタンク以外には結構な火力が出る。

・ブースターのノックバック効果で高台の敵を降ろす。敵に対して垂直の角度が一番飛距離が出る。

・ラインハルトの盾には、遮蔽物を利用して物陰からギリギリ当たる角度から撃ち続ける。(相手にとって非常に厄介)

・味方の支援を受けられる状況では、バリア後のザリアフックのないロードホッグに対し強気にタイマンを仕掛けにいく。普段はD.Vaの苦手なこの2人だがダメージレースではこちらが勝つうえ、相手には退避スキルがない。

・ソルジャー76、マクリー、ファラ、リーパーが不審な動き&位置にいる場合はULTを狙っている可能性が高いので、あらかじめ位置を把握しておき発動直後にDMで無効化する。

・敵が向かってくるとき、固まっているときに一瞬だけブースターで突っ込むフリしてくるっと帰る。(非常に目立つうえ、フェイントの効果が高い)

・自爆メックを前方に飛ばすときは敵が退いていくことも考慮してやや前方に出ていく。味方D.Vaが自爆した際も突っ込んであげる。

・攻撃系ULTを発動している味方をDMで包んであげる。(特にソルジャー76、マクリー、ファラ)

・空中のファラに対してブースターで真っ直ぐ向かっていき、落ちながらブースターで削る。(100は減らせる)ただしタイミングを選ばないと無意味なうえに味方を危険にさらすので何も考えずしてはいけない。あと落下死も注意。

 

 

ここに書いてあること以外でも、自分なりにポイントを見つけたら実践していきましょう!最初は自分の立ち位置を考えつつ行動するだけでも難しいと思いますが、経験を積めば動き回りながら自然とこなせるようになるので、強気にトライしていきましょう!

 

 

キャラクター:D.Vaの総評、立ち回り

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今回は機動型タンクヒーロー、D.Vaについての個人的に感じていることを。

基本的な性能、アビリティに関しては既に何人かの方がまとめて下さっているので、ここではそれを踏まえた上でのタンクとしての性質について書いていきます。

 

D.Vaを一言でいうと、「使いやすく、使いこなすのが非常に難しい」キャラです。

 

初心者同士の戦いでは、高い基本スペックとどこにでもいける機動力のおかげでゴリ押しが通りやすく、自分の思い通りに戦いやすいキャラです。

しかし、相手の実力が上がり敵アタッカーのフォーカスが集まるようになるとバリアを貼れないのに近接戦をしなければならないというキャラの性質から一気に基本の立ち回りがハイリスクになっていき、前に出るタイミング、位置取り、引き際の判断がかなりシビアになります。

このことは、使用率がブロンズ(高)→グランドマスター(低)→プロ・大会(高)と極端に変化していることからも読み取れるでしょう。

 

同じ機動型タンクであるウィンストンはD.Vaに比べ耐久も火力も劣りますが、こちらは突入、離脱の速度が非常に速く、バリアを展開しながら攻撃できるためD.Vaほどの難しさはありません。

 

迂闊なタイミングで前線に出るとすぐにメックを剥がされる、でも前に出なければタンクとして役に立たない、こうした不安定さをD.Vaを使うプレイヤー自身の経験と判断力で補い、敵を積極的にかき乱しつつ自身はなるべく剥がされない動きが要求されるヒーローです。

また、耐久値のない代わりに展開時間が短いディフェンスマトリックス(DM)、5秒毎に非常に細やかな高速移動が可能なブースターもただ使えばいいアビリティではなく、ちゃんと展開のタイミング、どこへ移動するか考えなければ性能をフルに発揮できない難しさがあります。

 

さらに、D.Vaはできることが多い反面、その時その時でやるべきことが多岐に渡り、使用者には対処すべき所を一早く察知して向かう視野の広さも要求されます。

 そのため、他のタンクのような安定した行動パターンがD.Vaにはありません。高所から撃ち下ろす敵がいたらすぐに反応、敵アタッカーの射撃系ULTは咄嗟にDMで消せるようにする、瀕死の敵を見つけたらすぐに飛んで行って人数差を強引に作るなど、幅広く細やかな対処がD.Vaに求められます。

 

以上の点から、D.Vaは習熟にかなり時間のかかるヒーローです(10~20時間以上かかるかも)。とにかく立ち回りで覚えるべき情報量が半端じゃないうえに文字だけでは充分な説明ができないため、D.Vaに求められる仕事を安定してできるようになるにはプレイ時間を重ねて地道に経験から覚えていく必要があります。(上手い人の動画を参考にしても、実際に自分で動き回りながら実践するのにはまた時間がかかるでしょう)

私も70時間近く愛用していますが、まだまだDMのゲージ管理に甘い部分があると感じています。

 

アグレッシブに動き回り敵チームを妨害、撹乱しつつ、相手の隙、味方が対処してほしい所にもすぐ気づき、持ち前の生存力を活かして長時間戦場に残り続けて初めて他タンクと同等の強さを発揮できるヒーローです。

D.Vaの評価として「耐久下がったからすぐ剥がされる」「火力がない」=弱い という声をわりと聞きますが、それはまだD.Vaを満足に扱えていないだけです。D.Vaの耐久も火力も中の人の操作に大きく左右されます。フォーカスを避けつつ自身の火力を出す立ち回りですぐに剥がされる...ということはなくなるはずです。

 

さて、ここまで書くとかなり人を選ぶヒーローだと思うかもしませんが、D.Vaは使いこなし甲斐のあるヒーローです! 安定したタンクであるラインハルトザリアはULTは非常に強力ですが、普段はあくまでチームのための堅実な立ち回りが求められます。しかし、上手く扱えているD.Vaは敵からしたら「常に前線にいるのにフォーカスできそうでできないし、こっちのやりたいこと潰してくる」と機動力が高い分、普段の動きから強弱がわかりやすく、相手の印象にかなり残ります。

さらに、ウィンストンと比べて火力、耐久がかなり高いためここぞという時の押しはかなり強く、相性的に不利と言われているザリアロードホッグも隙を見てこちらの得意距離に持ち込み一方的に倒すことが可能です。

最後に、ULTの自爆は一見大味な性能ですが、用途は殲滅、イニシエイト、カウンターと割と多いですし、何よりローリスクで2~3人以上をキルして一気に戦局を有利にできる可能性があり、ロマンと実用性を兼ね備えています。

 

他のタンクより動きがかなり忙しいヒーローですが、慣れてくれば自然と立ち位置、やるべきことが動き回りながら判断できるようになります。

 中火力、高耐久と自在な機動力によりやれることが多いことはやはり魅力的なうえ、唯一の2段階ライフ制により他ヒーローよりかなり長い時間戦場に残ることが可能なので、扱えるようになればかなり楽しいヒーローです。

 

このブログについて

はじめまして、ネイト二世と申します。

 

このブログはオーバーウォッチについて自分の中で考えたキャラ性能や戦略などをせっかくなので他の人にも共有できたらと考えて始めました。

私自身は特に熱心に大会を見ているわけでも、ランクマも特に高い頻度でやっているわけでもない所謂エンジョイ勢ですので、ここに書かれていることはあくまでへっぽこプレイヤーの個人の見解でしかないことをご了承ください。

 

同名でpixiv、ニコニコ静画で活動しています。